この3ヶ月間の自主練で、自己流に弾くのが身についてしまっていた。
やっぱり、レッスンに通うことは必要だ。
ダメなところや、こうした方が良いといったアドバイスをもらわないと、私みたいな初心者はなかなかうまくならない。
自己流で持って行った『子供の情景 見知らぬ国と人々』。
右手のメロディと左手の伴奏、自分ではわかっているつもりだが演奏には反映されていなかったし、どう練習したら良いかわからず、闇雲に通しで練習していた。
あながち簡単に両手で弾けてしまう曲は、どうしても片手づつみっちり練習ということを怠ってしまう。
この曲は、右手はメロディを弾きつつも、1の指(親指)は左手の伴奏の一部を弾くというもので、先生に「メロディと伴奏、それぞれ別々に弾けますか?」と言われてやってみたら、あら不思議、両手だと弾けるのに、右手メロディ部分だけとなるとどうもギクシャクしてしまう。
親指の1音(伴奏)が入らないとなんだか変なのだ。
それから、ペダルにも依存しすぎで、きちんと音の長さを確認していなかった。
先生に「そこは私は右手で弾きますけどね」と言われた時、パッと意味がわからなかった。
一番最後の小節、よく見たら左手の和音は2分音符。
その2分音符を伸ばしつつ次の音も左手で弾くの、無理じゃん!
ペダルを踏んで音が伸びていたから、全く気づかなかったよ。
こんなに短い曲なのに、全く楽譜を読んでいない自分が嫌になるね。
家に帰ってからは、片手ずつゆっくり練習の日々。
しかも、ペダルなし。
そうしたら、だんだんと改善されて両手で弾いても右手のメロディが聞こえるようになってきた気がする。