二週間あればかなり練習できるだろうと思ったのも束の間、すぐにレッスン日はやって来た。
今回の課題は二つ。
①ハノン 39番 音階
1. a mor イ短調
2. a mor イ短調
②ショパン ワルツ 集 3番 Op.34 Nr 2
ひとつ目の複縦線まで
二週間で、ハノンはなんとか、ショパンはひとつ目の複縦線までたどり着けず、楽譜1ページ分のみ(しかも、両手弾き不可・泣)という状態。
そして、レッスン開始。
まず、ハノン。
ゆっくりながら、なんとか弾いてみた。
ところが、
「イ短調(2. a mor)は帰ってくる時に、黒鍵は使いませんよ〜」
と先生。
ありゃりゃ???
あらほんとだわ、『シャープ』だったところに、『ナチュラル』記号がついてるわ〜。
今初めて、気がついた。
先日も、思い込み間違いの話を書いたけど、もう、ほんとに嫌になるね。
っていうか、楽譜、見てるのか?って話。
それでもって、黒鍵がなくなった途端に、復路の指使いが怪しくなって、こんがらがる。
どして?と思ったら、先生が、
「ハ長調の時の指使いとごちゃ混ぜになってしまうのよね。イ短調の音階が『ド』の音で終わってしまう人もいますよ。」
と言って笑っていた。
そうか、イ短調だから『ラ』で始まり『ラ』で終るはずなのに、白鍵だけ弾くもんだから、さっきやってたハ長調と指が勘違いしちゃうのね。
うーん。難しい。
その後、楽譜の練習以外にも、右手は上がっていく音階、左手は同時に下がっていく音階を弾くなどのバリエーションで練習することを教わった。
バッハを弾きたいなら音階の練習は大切なので、ひと通り全部頑張りましょうと言われた。うんうん、がんばるよ。バッハは私の最終目標だからね!
そして、いよいよ、ショパン。
これも、途中、譜読みが間違っているところ(1音抜けていた・泣)があったり、そもそも片手ならなんとかなるけど、両手になると途端につまづき状態になって、とても聞けたもんじゃない。
細かく8小節ずつ区切って、片手練習→その後両手で合わせるという作業を繰り返した方が良いとアドバイスされた。
そのほか、ペダル使いとか、スラーの最後の音を優しく弾くこと(手首から持ち上げろと言われるが持ち上がらない)、肩の力を抜くことなど指摘されるが、同時にこなすことができないのだった!
足(ペダル)に気を取られれば、指(音色)に神経が行かないし、手首を柔らかくしようとすると、肩には力が入っているみたいな。
ううう・・・
散々だったが、あっという間に45分は過ぎ去り、次回のレッスン予約をとって帰路に着いた。
次回までの課題は、以下の通り。
①ハノンは同じ
②ショパンのワルツ3番は、今度こそ複縦線まで