いよいよ今日は今年最後の休日。
クリスマスが終わってほっとしたのも束の間、明日からは、怒涛の年末年始営業突入である。
私はスーパーの食品レジでパートで働いている。
毎年、元旦から年中無休で開店している店なのに、みんな年末にたんまり買い込んだにもかかわらず、正月からも買い物にやって来るという不思議。
買い込んだものはきちんと消費されているのだろうか?と毎年思う。
この時期、買い物かごひとつで1万円也とかザラで、それが当たり前のような感覚に陥ってくるのだが、中に、千円くらいの買い物のお客さんがいると、ほぅ、堅実な買い物だね〜と感心したりする。
万年人手不足に陥っているうちの店のレジはいつも長蛇の列なのだが、年末はさらに拍車がかかって、ウへ〜あんなとこまで並んでる〜というくらいに列が長い。
さらに師走はみんな気持ちが慌ただしい。
キャッシュレス払いにした方がいいんじゃないかと思われる人ほど現金払いなことが多くて、パンパンの財布から手間取りながら小銭を取り出すお客さんがいたりすると、列の後ろの方から、「早くしろよ〜」的な視線が痛い。
少しでもお客さんと話をしてようものなら(雑談ではなく必要な会話ね)「さっさとやれよ!」という声まで浴びせかけられる過酷な職場である。
まあ、この仕事もなんだかんだで15年目だしね、大概のことは経験し、適当に真摯にあやまってやり過ごすことも覚えたので、いいんですけどね。笑
できれば、この過酷な現場でがんばるパートさんたちをもっと評価していただいて、お年玉的金一封でも出してくれるような会社であれば、人手不足を解消することができると思うよ、と社長に訴えたい。
お客様は神様だという前に、従業員がいなかったら会社は成り立たないでしょ?って。
従業員を大切にすることが、お客様を大切にすることにつながることをもっと肝に銘じて欲しい。
売り上げ戦略よりも、従業員確保戦略を考えた方がいいんじゃないの?
優秀な人から会社に見切りをつけて辞めてしまっているという事実に気づいておられるだろうか?
と言いながら、15年もここで働いてしまっている私はなんだろう?ってか。
家から徒歩10分以内だからというのが大きいね。
通勤に時間をかけるのがとてももったいないので。
でなきゃ、とっくに辞めている。
その昔、ベンチがアホだから野球ができないって辞めた選手がいたっけね。
本当に、上がアホだと職場の士気が下がるよね。
まあ、そんなこと言ってても仕方ないので、明日からもがんばるよ。