何を隠そう私は、曲げがまだ結えない頃からの炎鵬関(前頭五枚目)の大ファンである。
上手いけれど、あの小さな体では上に上がれるのかなあって思っていたけれど、あれよあれよという間に幕内力士になって、NHKの大相撲取組配信サービスの再生回数が全取組の中で常にトップという状態である。
おまけに男前なので、土俵入りでは一番歓声の上がる力士になった。
その炎鵬がモデルとなったSEIBU SOGOの広告が話題なのだそうだ。
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
ここまで読んでくださったあなたへ。
文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。
逆転劇が始まります。
さ、
ひっくり
返そう。
お〜っ、イイね!!
コピーがとても秀逸!
そして、炎鵬にピッタリ!
これは45年ぶりにピアノを再開した私にも通ずるものがある。
勇気をもらえた広告である。
もうすぐ大相撲1月場所が始まる。
場所が始まると、仕事から帰ってテレビに釘付けになってしまうので、ピアノ練習ができないのよね。
朝、なるべく時間を取らないと。。。