先日、田村響さん(ピアノ)と宮田大さん(チェロ)の演奏会に行ってきた。
ベートーヴェン生誕250周年記念「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ」全曲演奏会と銘打って2日間に分けて行われたのだけれど、1日目は1月にすでに終わっていて私が行けたのは2回目のみ。
田村響さんのピアノ目当てで行ったのだけれど、それ以上にチェロに感動してしまった!
チェロを生で聴くのは初めてだったのだけど、グランドピアノに負けない音量にまず驚いた。
もともとチェロの深い音が大好きで、バッハの無伴奏チェロ組曲(藤原真理さん)のCDもよく聴いているが、やっぱり、生演奏の迫力たるや!
フォルテッシモの激しい音も、あんなに優しいピアニッシモの音も奏でられるんだもの、それに長〜い音も、短いスタッカートもね、自由自在で本当に素敵だった。
こんなふうに、アンサンブルできると、楽しいだろうなあ。
いつか、やってみたいと思ったよ。
そうそう、この演奏会に行くにあたって、予習をした音源のピアノがグレン・グールドだったので、演奏会のその曲の時、何だかどこかから彼の鼻歌が聞こえてきそうな気がしちゃった・笑
《プログラム》