今更なんだけど、HANONの音階をメトロノームを使って練習してみた。
これが苦戦の始まりだった。
何故だかメトロノームのカチカチ音に合わせて弾けない。
どんどん狂って挙げ句の果てにメトロノーム無視状態。
どうして〜?なんで〜?
わけがわかんない!
と、パニックになっていた。
で、お得意の超スーパースロー大作戦に出たら原因が判明した。
私の頭の中での音階の区切りと、メトロノームの拍の区切りが違っていたのだ。
例えばHANONの1番は、音が4つずつ(ドミファソ/ラソファミ)で1拍ずつ数えるというのと、自分の頭の中でのメロディーの区切り(ドミファソ/ラソファミ)が同じだったからスムーズに合わせられた。
しかし、音階の場合、例えばハ長調だとこんな具合。
メトロノーム→ドレミファ/ソラシド/レミファソ/ラシドレ
私の頭の中→ドレミファソラシ/ドレミファソラシ/
私の頭の中では、“ド”の音が基準になっていて、そこで拍を打っているのだ。
これでは全く会うはずもないね。
こんがらがる頭の中、何回もスーパースロー練習してようやくメトロノームに合わせられるようになって来た途端、不思議な現象に見舞われた。
音階といえば“ドレミファソラシド”というメロディだと思っていたのに、メトロノームに合わせるとなんだか違うメロディに聞こえてきたのだ。
どういうことだろう???
ちなみに私、音階は調が変わっても最初の音が“ド”となって聞こえるから、例えばト長調の場合、
ソラシドレミファ#/ソラシドレミファ#/
が、頭の中では
ドレミファソラシ/ドレミファソラシ/
と歌っているんだよねえ。
これをメトロノームに合わせたらどんな風に聞こえるだろう?
とりあえず今日のところは、ハ長調だけね。
明日は他の調も(と言ってもまだシャープ3つまでしか練習していないけど)メトロノームに合わせてみよう。
しかし、こんなこと他の人も直面しているのかなあ?私だけかなあ?
文字にして説明するのって難しいから、これを読んでくれた人にわかってもらえたかどうかがちょっと不安だけど。