私には友達が殆どいない。
本来、面倒くさがりの出不精で、徒党を組むのも嫌い。
ひとりでいることが好きなわがままな人間である。
幸か不幸か、家族関係が極めて良好なので、愚痴も相談も家で解決してしまうから、友人とは稀薄な関係になっちゃうねどうしても。
こんな私にも小学校時代6年間大親友がいた。
彼女は本当に馬の合う友達で、何をするのも一緒だったし、喧嘩もしたことがなかったと思う。
それなのに、地元の中学に進学した後、何故かすっかり疎遠になってしまった。
私には自覚はないんだけど、彼女は他の友だちに「sobakoちゃんは変わってしまった」ってもらしていたという。
大人になって、お互いの結婚式には呼び合ったりもしたけれど、なんとなくそれっきり、年賀状すら殆どやりとりがなくなっていた。
ところが平成31年元旦、彼女から突然年賀状が届いた。
「新しい時代が始まるので書いてみた」そうで、私もそれに「新しい時代とともに私たちの関係も変えよう!文通しよ!」と返信。
かくして、このデジタルな時代に文通が始まったのだった。
文通と言っても、令和元年は3往復くらい。笑
今年も昨日ようやく1通目が彼女から来た。(私は1月に年賀状兼誕生日おめでとう葉書を書いたよ)
でもね、なんかこのスタンスが良いんだよねえ。
今の時代、メールやLINEでサッと送って、サッと返してって、なんか忙しないよね。
読んだのか読んでないのかすぐわかっちゃうし、既読スルーなんかしようものなら関係悪くなっちゃうし?
まあ、私はメールもLINEも連絡手段以外には使わないけどね。
昨日、郵便受けを覗いて彼女の筆跡の封筒を見つけた時、すごくハッピーな気分になった。
手書きって良いよね。ホント。
今回はソッコーで返信してびっくりさせてやろうかな。笑