目覚ましアラームにベートーヴェンのピアノソナタ8番『悲愴』第2楽章を鳴らしている。
今日は休みなので、3回も繰り返されるグールドの演奏を聴いた。
第2楽章は“悲愴”感は無く、美しくて優しいメロディにウットリ。
こんな風に弾けるようになりたいと夢だけは広がるものの、実際の練習は遅々として進まない。
インヴェンション13番と共に、あまりにも周囲にお聞かせ出来ないので、もっぱら電子ピアノで練習中。
細切れ小節のスーパースロー反復練習にちょっとお疲れ気味だ。
時折、通して弾ける(多少ね)曲を挟んで弾いて脳みその休憩。
そうなのだ。
ベートーヴェンは今のところ素直だけれど、バッハは脳みそが疲れる気がする。
昨日、お隣さんと回覧板を回しついでに立ち話となった時、
「ピアノの音が聞こえるけれど、奥さんが弾いてるの?」
って、おお〜!いよいよ来ましたか〜?やっぱり聞こえてるよね〜(当たり前)。
「恥ずかしながら、大人再開組です。うるさくてすみません。」と言うと、
「そんなことないわよ〜、ピアノの音が大好きだから。聞こえてこないとあれ?今日は聞こえないって残念なのよ。楽しみにしてるわ。」って言って下さった。
まあ、これを100%素直に受けとって良いものかどうかはわからないので、今まで通り、昼間の練習のみ粛々とやることに変わりはないけれど、苦情でなくてホッとした。
しかしこのところ、電子ピアノ練習に明け暮れているから、隣の奥さんも「聞こえないなあ」って思っているかしら。
サボっていませんよ〜。
もう少し聞くに耐え得る練習に突入したらグランドでね、弾かせて下さい〜って感じ。笑