今朝、仕事に出かけた時のこと。
従業員の通用口を入って更衣室に向かう階段を登っていると後ろから「おはようございます!」と声をかけられた。
振り向くと、マスクなしのイケメン男子が私を見上げてニコニコしている。
え〜っと誰だっけ???と、しばし頭をフル回転させてようやく、あ、少し前に入った同じ食品レジで働く男の子だと気がついた。
レジは仕事中あまり他の人と接点がない上、いつもマスク&フェイスガードの顔しか見たことなかったし、背の高い彼を見下ろすというシチュエーションもまずないので、全然わからなかった。
それでも、彼は私に気がついたわけで、う〜ん、変化に対応できないのは歳のせいか?と考える。
ピアノもそう。
いつも、「スケール」、「アルペジオ」、「インヴェンション13番」、「ピアノソナタ8番」という順番で練習をするのだけれど、「ピアノソナタ8番」の後に、せっかく覚えた「子供の情景・見知らぬ国と人々」も弾いてみる。
すると、フラットが4つの「ピアノソナタ」のあとにシャープがひとつの「子供の情景」を弾くことになる。
↑これの後に、↓これ。
するとどうなるか?
絶対、最初のシの音にフラットがついてしまい弾き直すことになる!
でもって、途中に出てくるファの音のシャープを忘れるのだ!
シャープひとつの「ト長調」に慣れてくるまで2、3回弾くことになる。
変化に対応するのに時間がかかる。
やっぱり歳のせい?
あ、今気がついたんだけど、多分、イケメン男子の顔は今日初めて見たんだわ!
今まで目と眉毛しか見たことがなかったよ。
じゃ、仕方ないか、わからなくても。
いや、そういうことではないか???