ぼちぼちと読み進めている『楽典』。
私の読んでいるのはYamahaの『ピアノと友だちになる50の方法 楽典』小原孝/監修 佐々木邦雄/著である。
一般人向けに読みやすく書かれているとは思うのだけど、やっぱりこんがらがる。
今の疑問は、「ハ長調とイ短調」などの平行調の話。
・調号が同じ長調と短調だよ。(ハ長調とイ短調はシャープもフラットもなしだね)
・音階で使う音は一緒だよ。(ハ長調”ドレミファソラシド”、イ短調”ラシドレミファソラ”、全部白鍵だ)
・長調の主音を2音下げた音が、短調の主音だよ。(ハ長調の主音は”ド”、イ短調は”ラ”だから二つ下がってるね)
この3つは、ああそうなんだね、って理解できるんだけどさ。
音階なら始まりの音も終わりの音も決まっているからわかるよ。
でも、曲の楽譜を見て、ハ長調とイ短調って区別をどこでつけるのか?って話。
実際に演奏を聞けば、明るい感じだからハ長調だな、暗い感じだからイ短調だなって大雑把にはわかるけど、楽譜を見ただけでは私にはわからない。
楽譜を見ただけで音を頭の中で鳴らすことのできる人はいいのかも。
私には無理。
どうにか理論的にわからないのかなあとググってみたら、こんなサイトに出会った。
調号がたくさんついていても、ト音記号の近くから♯や♭は順番についていくので、一番ト音記号から遠い♯や♭を見つけましょう。
♯ならついている音がシャープのシの音、♭ならついている音がフラットのファの音と読みます。
その調のシまたはファの音がわかったら、最後の一番低い音を見て、読み替えて「ド」になるのか、「ラ」のなるのかを見ると何調かわかります。
長調と短調の違いは?楽譜・鍵盤上での見分け方を紹介! | FLIPPER'Sより引用
よし、楽譜で検証してみよう。
ハ長調とイ短調はシャープもフラットもないから、単純に曲の終わりの一番低い音が”ド”ならハ長調、”ラ”ならイ短調ってことだね?
では、インヴェンション1番の始まり↓調号なし
曲の最後↓ ”ド”で終わってる!
ってことは、ハ長調だね。
次に、インヴェンション13番の始まり↓調号なし
曲の最後↓ ”ラ”で終わってる!
ってことは、イ短調!
すごい!一目瞭然じゃん!
シャープやフラットがいっぱいついたやつとかでも本当にそうなるのか追々確認してみよう。(疑っているわけではないよ?笑)