隣町のホールでグランドピアノを貸切で弾けるというので行ってみた。
ホールで弾くなんて、子供の頃に発表会で体験して以来なので、半世紀ぶり?笑
それも、ホールなんて呼べないようなどこかの公民館に毛が生えたくらいのところね。
今日行ったホールは、何人くらい入るのかなあ?おそらく1000人は入らないくらいの規模。
そこに観客は夫ひとり。笑
そういえば先日テレビで、神戸のホールを貸切にして、旦那さんが奥さんのために習ったピアノ『愛の賛歌』を披露するというほのぼのとするシーンを見たけれど、今日の私のそれは全く違った。
ただただ延々と今の練習曲をひたすら弾く。笑
しかも、間違え放題。
ピアノ自体は弾きにくいとかは感じなかった。
家と同じYAMAHAのグランドピアノだったからかな?
でも、音の響きは全く違う。
狭い6畳の部屋で弾くのとは大違いで、音がどんどん広がっていくのは気持ちいい。
家のと比べると、かなりサイズが大きいけれど、音はうるさくないし。
これでミスなく思う通りに弾けたらどれだけ楽しいか!
ベートーヴェンの月光第3楽章とか、気持ちいいだろうなあ。
と、ここで気がついた。
私のピアノは私のために弾いているということに。
でも、それでいいような気がする。
自分で自分のピアノに満足できなかったら、それを他人に聞かせようなんて、思えないもんね。
まずは、自分のため。
自分が楽しければ自然と、楽しさが人に伝わるのだと思うから。