発表会の曲は『ショパンのワルツ第10番』にした。
先生に曲を決めたことを伝える前に、少し、指番号でも考えてみようかとショパンのワルツ集(パデレフスキ版)を開いて1ページ目の途中まで指番号を書いてみた。
数日後、さて、少し練習始めてみようかと楽譜を開く。
ん?あれ?
指番号、書かなかったっけ?
楽譜は真っさらなまま。
ボケちゃったのか?夢だったのか?と思いながら、仕方ないのでまた1から指番号を考えて書く。
数日後、さていよいよ練習を始めてみるかと楽譜を開いて仰天した。
なんと、第10番の楽譜が二つある!
1冊のワルツ 集に2つあったのだ!
ご丁寧に、二つに指番号を書き込んだ私ってアホ?
先生にこの話をしたら、大笑いされてしまった。
ショパンがお弟子さん用に書いた?お弟子さんが書き直した?そんな感じで同じ曲でもいくつか楽譜があるのだね。
「ペダルの指示が細かく書かれているから、先のページの楽譜でやりましょう」ということになった。
ショパンのワルツは一般的なワルツとちょっと違うのだと先生に教わる。
ショパンの母国のポーランドの舞曲マズルカ風のリズムで弾くらしい。
三拍子だけど三拍子に聞こえないみたいな。
緑の音符のように、1拍目ではないところにアクセントが付いている。
そして、ペダルもピンクの音符は小節の最後まで伸ばさない。
ショパンは、青の和音にピンクの音はプラスされないようにしたかったのだろうということ。
とりあえず、マズルカってどんなの?ってことで、YouTubeで探してみた。
う〜、分かったような、わからないような・・・。
でも、こっち↓を聞くと、やっぱり少し普通の三拍子じゃないなって感じ。
こんなふうに素敵に軽やかに弾けたらいいなあ。