清塚信也コンサートツアー2021『Beautiful Time』に行ってきた。
月並みな表現で申し訳ないけど、とても素敵な時間だった。
サントリーホールの響きはとても素晴らしく、ピアニッシモもフォルテッシモも美しかったなあ!
繊細な音は繊細に、迫力の音はド迫力で響くの、すごくない?
自分も1回でいいから、ここで弾いてみたいと思ったよ。
清塚さんのコンサートは初めてで、テレビみたいに喋りまくるのか、それとも、クラッシックコンサートの王道(?)ピアノだけ弾きまくるのか、どっちかなあって思ってたんだけど、やっぱり、喋りまくってた。笑
パンフレットで演目を見たら、クラッシックはショパンが3曲(『華麗なる大ポロネーズOp.22』『英雄ポロネーズ』『舟歌』)で、夫と「なぜ、ショパンばかりなのかな〜、清塚さんはショパンが好きなのかね?」と開演前に話していた。ら、コンサートの中でなぜショパンを選んだのかを話してくれた。今年で清塚さんは39歳になるそうで、ショパンの享年がその39歳ということで、弾くことにしたのだそう。昨年はベートーヴェン(生誕250周年)を選んだそうで、私はベートーヴェンが聴きたかったなあとチラと思った。
中学生の時にショパンの『船歌』を弾きたいと無理を言った清塚さん、先生に最初の1音を2時間ダメ出しされたと言っていた。もちろんテクニック的には弾けたのだけど、人生経験的にまだ早いということだった。あら、私は人生経験的には合格だけど、テクニックが全くついてこない、弾きたい曲が弾けないのは、悲しい。どちらも同じねえ。(いや、全然違う・笑)
ショパンの他は、アラン・メンケンのディズニー曲、ドラマ「コウノドリ」「路」のテーマ曲など。私の知っている曲は、『英雄ポロネーズ』と『美女と野獣』だけだった…。
でも、清塚さんはよく喋るし、面白いし、ピアノを勉強中の目で見ているから、退屈せず2時間はあっという間だった。
一番思ったのは、ピアノってすごい楽器だなあってこと。本当にいろんな表現ができるのだなあってこと。特に、1台のピアノであの音量の迫力はすごい!圧倒されまくり。あれを家でやったら、即、苦情が来そう。笑
私のピアノ練習に苦情が来ないのは、ポツポツゆっくり、インヴェンション弾いているからなんだな〜って。迫力のあるピアノを弾ける日が来るかどうかわからないけど、いつかはあんな音、出してみたいよねえ。
さて、清塚さんのコンサートのアンコールは、録画、録音、ネットにアップOKということで、私も撮ってみたのだが、何分、iPhoneの電源をOFFにしていて立ち上がりに時間がかかり、途中から録画ということになってしまった。あまり上手く撮れていないけれど、よかったら、雰囲気だけ、どうぞ。
P.S.ネットにアップ許可の条件として、「テレビよりかっこよかった」というようなコメントを添えるようにとのことだったけど、ごめん、席が遠くてかっこよかったかどうかはわからない。笑 でも、ピアノは超素晴らしかった!